ハノイ その12 ホーチミン廟
ベトナムの象徴、ホーチミン。いわずと知れた独立の父です。そして、その廟はハノイというか、ベトナムの象徴的なものの一つです。
1998年だったはずですから、もう11年前にベトナムに行ったとき、ハノイ中心部から若干離れたホーチミン廟まで歩いて行きました。その日は月曜日。曜日について全く気にしていなかったのですが、ハノイの公共の博物館等は月曜日はお休みが多いということで、ホーチミン廟にも入れずじまいでした。
そして先日、午後に時間が出来たので、ホーチミン廟まで行ってみると、入場できるのは午前だけとのことで、やはり入れずじまい。
何とも、相性のわるいことです。
そんなときにホーチミン廟前で、アメリカ人とタイ人のカップル(やや怪しい)と交わした11年前の会話を思い出しました。
どこから来たの?
日本。
いつまでいるの?
31日(この日は28日くらいでした)。
来月の?
今月だよ。
どうして、そんなに早く帰るの?
彼らの目には、日本人は慌しい旅をするように映ったでしょう。
さて、ホーチミン、現在でも“ホーおじさん”として国民に慕われています。天国の“ホーおじさん”の目に、このいかにもソ連的で威圧的でさえある廟はどう映っているのでしょうか。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント